SIMGASMの創業者Johan AkkermanがSportコックピットを使うのは、一般的な部屋に収まるフレームでありながら、求める剛性、ケーブル配線、モーションへの拡張性を備えているからです。自身のシミュレーターは、SIMGASM SportにFormula Atlasシート、VR、モーションを組み合わせた構成です。eスポーツと実車レースの両方でタイトルを獲得したドライバーによるこの選択は、ラインナップにおけるSportの位置づけをよく表しています。
この記事では、Johanが使用する機材、40 × 120 mmのSportがその構成に適している理由、そして自分のシムリグを選ぶ際に参考になるポイントをご紹介します。
Johan Akkermanとは?
JohanはSIMGASMの創業者、プロダクトデザイナー、CEOであり、画面の中だけでなく、実際のサーキットでもレースに参戦しています。
コントローラーから世界タイトルへ
Johanは2008年、Gran TurismoとPlayStationのコントローラーでシムレーシングを始めました。市販のフレームがまだ高価だった当時、中古のガス管を溶接し、解体業者から入手したシートを取り付けて、初めてのシムリグを自作しました。Yoohanの名で参戦し、ESL Go4 Cupで複数回優勝。2019年にはVP Gamingの一員としてProject CARS 2の世界チーム選手権を制しました。
実車レースと業界での経験
2022年からは実車レースにも参戦しています。2023年と2024年には、DNRT BMW E30 CupとEndurance Seriesでチャンピオンに輝きました。SIMGASM設立前はTrak Racerでグローバル事業開発担当から最高事業責任者へと昇進し、TRXシャーシのテストや開発に携わりました。上の動画では、The SimpitがSim Gaming Expo 2026でJohanにインタビューし、その経歴やSIMGASMの全ラインナップについて話を聞いています。

SIMGASM | Sport アルミ製シムレーシングコックピット - レッド
Johanが現在使っている構成は?
Johan自身のセットアップは、Sportを使ったハイスペック構成の好例です。
Sport、Formula Atlas、VR、モーション
SIMGASMウェブサイトのプロフィールによると、愛用のシミュレーターはSIMGASM SportコックピットにFormula Atlasシート、VR、モーションを組み合わせた構成です。特に1960年代と1970年代のF1マシンで走ることを楽しんでいます。お気に入りのサーキットは、ヨーロッパのスパ・フランコルシャンとアメリカのラグナ・セカです。
この構成にVRが適している理由
VRなら、シムリグの前に大型モニターを置く必要がありません。そのためSportの前方をすっきりと保ち、設置面積も580 × 1320 mmとコンパクトに収まります。モニターとヘッドセットのどちらにするか迷っている方は、VRレーシングにシムリグは必要かをご覧ください。
ProではなくSportを選ぶ理由は?
その答えは、2つのフレームの共通点と違いにあります。
主要機能は共通、フレームはコンパクト
Sportは40 × 120 mmのメインプロファイルを採用しています。Proでは40 × 160 mmにサイズアップし、重要な取り付け箇所に高耐久スチール製の補強を追加しています。どちらもペダルデッキの定格ブレーキ荷重は300 kgで、フレーム一体型のケーブル配線機構とモーション対応構造を備えています。つまりProを選ぶ理由は、これらの共通機能ではなく、構造面でのさらなる余裕にあります。
強力なダイレクトドライブにも対応
Sportは、本格的なダイレクトドライブホイールベースとロードセルペダルを使い、剛性、すっきりした設置、将来のモーション導入を重視しつつも、より大型のProまでは必要としない構成に向けて設計されています。自宅で楽しむ多くのシムレーサーにとって、まさにバランスのよい選択です。記事SIMGASM SportとPro、どちらを選ぶ?では、両モデルをさらに詳しく比較しています。

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実車レースの経験はSportにどう生かされている?
Johanは単純な剛性だけでシムリグを評価しません。その視点は、サーキットでの経験から生まれています。
長時間の走行でも快適さと安定した操作を
eスポーツから実車レースへ活動を広げたことで、快適性、調整機能、着座姿勢の設計、長時間走行での操作の一貫性は、フレームの剛性と同じくらい重要だという考えが強まりました。SIMGASMでは、着座位置、ステアリングホイールの角度、ペダルの配置を、見た目の細部ではなく、パフォーマンスと持久力を左右する要素として扱っています。
シミュレーター全体の一部としてテスト
JohanはSIMGASMの全ラインナップを設計し、3D設計から試作品の評価、素材と仕上げの最終検査まで、開発を主導しました。すべての製品は、シミュレーター全体に組み込んだ状態でテストしています。コックピットシリーズとAtlasシートには、強度、人間工学、快適性、外観のパーソナライズを軸に開発された特許取得済みの設計が採用されています。
自分のシムリグ選びにどう生かせる?
Johanと同じ構成にする必要はありませんが、その選択はシムリグ選びのチェックポイントとして役立ちます。
次のアップグレードを見据える
将来、VRやモーション、より強力なホイールベースの導入を考えているなら、今のうちに対応できるフレームを選びましょう。Sportはフレーム一体型のケーブル通し穴とモーション対応構造を備えているため、後から構成を作り直すのではなく、機材を追加していけます。シートは別売りなので、好きな車に合ったGTポジションやフォーミュラポジションを選べます。Johanが使用するフォーミュラタイプは、Atlasシムレーシングシートでご覧いただけます。
自分らしい一台に
カラー、リバリー、名前、ゼッケン番号のカスタマイズを現実的な価格で提供するブランドが少なかったことが、JohanがSIMGASMを設立した理由です。Sportには、JPSなど、多彩なカラーやリバリーが用意されています。すべての仕上げは、SIMGASM Sportコレクションでご覧ください。

SIMGASM | Sport アルミ製シムレーシングコックピット - JPS
JohanとSportについてのよくある質問
この構成について読者から寄せられる質問に、簡潔にお答えします。
SIMGASMの創業者はどのコックピットを使っていますか?
Johan Akkermanは、SIMGASM SportにFormula Atlasシート、VR、モーションを組み合わせてレースを楽しんでいます。
Sportはダイレクトドライブホイールベースに十分な強度がありますか?
はい。本格的なダイレクトドライブホイールベースとロードセルペダルを使う構成向けに設計されており、ペダルデッキの定格ブレーキ荷重は300 kgです。
SIMGASMの拠点はどこですか?
SIMGASMは、オランダのウェイク・ベイ・デュールステーデに拠点を置く企業です。2026年1月に開発を開始し、2026年2月27日に正式に法人として設立されました。
Sportにシートは付属しますか?
いいえ。シートは別売りなので、ご自身のドライビングスタイルに合ったシートを選べます。
さらに詳しく知りたい方は、SIMGASMの専門スタッフが喜んでお手伝いします。