アクティブエアロによって、F1 25のフォースフィードバックは変わります。ウイングが、高ダウンフォースのコーナーモードと低空気抵抗のストレートモードを切り替えるようになったためです。ダウンフォースが減るとフロントタイヤの荷重も減るため、ストレートではステアリングが軽くなり、ブレーキングゾーンに向けてウイングが閉じると再び重さが戻ります。さらに、2026年型マシンのダウンフォースは2025年型より約15パーセント少ないため、高速コーナーでもこれまでよりステアリングが軽く感じられます。
このガイドでは、2026シーズンパックの変更点、それが手に伝わるフィードバックに与える影響、そしてその変化をしっかり感じ取るためのステアリングとシムリグの設定方法を解説します。
F1 25の2026シーズンパックで何が変わった?
2026シーズンパックは2026年6月3日に配信され、F1 25に新レギュレーションが導入されました。
より小さく、より軽いマシン
最低重量は800 kgから768 kgに引き下げられました。最大ホイールベースは3.6メートルから3.4メートルに、車幅は2.0メートルから1.9メートルになりました。短く軽いマシンは、より素早く向きを変えられます。魅力的に聞こえますが、ブレーキングと旋回を同時に行うと、リアがより早く滑り出すことも意味します。
DRSに代わるアクティブエアロ
DRSは廃止されました。代わりに、フロントとリアのウイングが2つのポジションを切り替えます。標準設定のコーナーモードでは、最大限のダウンフォースを発生させます。ストレートモードでは、コース上の指定区間でウイングを寝かせ、空気抵抗を減らします。F1 25では、その区間で自分でストレートモードを作動させることも、アクティブエアロアシストに任せることもできます。このシステムに加え、オーバーテイクモードと独立したブースト機能も用意されています。詳しくは、F1 26 DLCのブーストモードの仕組みを解説したガイドをご覧ください。
アクティブエアロはステアリングを通してどう感じられる?
フォースフィードバックが主に伝えるのは、フロントタイヤがどれだけグリップしているかです。そのため、空力の変化はすべてステアリングの感触に表れます。
ストレートで
ストレートモードでウイングが開くと、マシンを路面に押し付ける力が失われます。フロントタイヤの荷重が減り、それに伴ってステアリングを直進位置に戻そうとする力も弱まります。簡単に言えば、ステアリングが軽くなり、少し神経質な感触になります。常にかかっていた重さが減るため、小さな路面の凹凸もより鋭く伝わってきます。
ブレーキングゾーンで
ウイングがコーナーモードに戻った瞬間、ダウンフォースが回復し、ステアリングに再び重さが戻ります。ターンインの直前に、ステアリングがはっきりと重くなる感覚として伝わってきます。この瞬間は重要な手がかりです。マシンがコーナーに入る準備を整えたことを教えてくれます。その重さが戻る前にターンインすると、フロントが外側へ滑りやすくなります。
剛性の高いプラットフォームがこうした荷重変化にどう対応するか、気になりませんか?ラインナップのフラッグシップモデルをご紹介します。

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高速コーナーで
2025年型マシンに比べてダウンフォースが約15%少ないため、マゴッツやベケッツ、プーオンなどで感じていたような、ステアリングが非常に重くなる感覚はなくなります。多くのドライバーは、2026年型マシンのステアリングが高速コーナーで軽くなったと感じています。また、単純にグリップが低いため、ほとんどのサーキットでラップタイムも約1〜2秒遅くなっています。
2026年型マシンのリアがこれほど活発に動くのはなぜ?
より強力になったハイブリッドシステムは、マシンのリアの挙動がドライバーにどう伝わるかに大きく影響します。
MGU Kと呼ばれるハイブリッドモーターは、総出力の半分近くに相当する最大350 kWを発生するようになりました。そのトルクはコーナーの立ち上がりでリアタイヤに強くかかります。リアが滑り始めると、フロントタイヤの進行方向に対する角度が変わり、ステアリングが突然軽くなります。この一瞬の軽さが警告です。フォースフィードバックの信号がクリアなら、大きく切り込むのではなく、素早く小さな修正を加えてスライドを抑えられます。
出力に十分な余裕があるダイレクトドライブホイールベースなら、こうした一瞬の軽さを格段に感じ取りやすくなります。荷重が再び急増しても、出力が頭打ちにならないためです。

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アクティブエアロに合わせてステアリングをどう設定する?
目標はシンプルです。メインの信号をクリアに保ち、空力の変化を感じ取りやすくすることです。
追加エフェクトはゼロにする
F1 26のステアリング設定ガイドでは、メインの強度スライダーより下にある追加エフェクトをすべてゼロにする理由を解説しています。路面エフェクトや縁石エフェクトは、本来の信号に人工的なノイズを重ねます。2026年型マシンでは、このノイズが、ウイングが開いた瞬間の軽さや、閉じたときに重さが戻る感覚を覆い隠してしまいます。
ブレーキングゾーンでのクリッピングを避ける
クリッピングとは、ゲームがホイールベースの出力を超える力を要求する状態です。その結果、信号の上限が頭打ちになり、それを超える細かな情報はすべて失われます。ブレーキングゾーンではウイングが閉じて荷重が増すため、最初にクリッピングが起こりやすい場所です。長いストレートの終わりでもステアリングの重さの変化を感じ取れるようになるまで、ゲーム内のフォースフィードバック強度を下げましょう。
ダンピングを低く抑える
ダンピングは、あらゆる動きに一定の抵抗を加えます。強く設定するとステアリングは重く滑らかになりますが、リアが滑った瞬間の、一瞬ふっと軽くなる感覚が分かりにくくなります。快適に操作できる範囲で、できるだけ低く設定しましょう。
中程度のトルクのホイールベースを使うなら、このような12 Nmのモデルは、F1での細かなフィードバックと操作に必要な力のバランスに優れています。

Conspit ARES 12 CDR ダイレクトドライブホイールベース – 12Nm(ブラック)
シムリグによって空力の感触の伝わり方は変わりますか?
はい。シムリグがたわむと、信号の一部が手に届く前に吸収されてしまうためです。
ウイングが閉じて荷重が増したとき、ホイールデッキが数ミリたわむと、その荷重の増加が吸収されてしまいます。結果として、十分に受け取れていない信号をもとに設定を調整することになります。元eスポーツ世界チャンピオンでSIMGASMのCEOでもあるJohan Akkermanが、すべてのSIMGASM製品を単体ではなく、シミュレーター全体に組み込んでテストするのは、こうした理由もあるからです。自身のセットアップでは、SIMGASM SportにFormula Atlasシート、VR、モーションを組み合わせています。
4種類のアルミ製シムレーシングコックピットは、上位モデルほど断面の高さが大きいプロファイルを採用しています。Hobbyは40 × 40 mm、Clubは40 × 80 mm、Sportは40 × 120 mm、Proは40 × 160 mmです。断面の高さが大きいプロファイルほどねじれに強く、空力荷重の変化がより多く手に伝わります。フレームに合ったホイールベースを選ぶ際は、ダイレクトドライブのトルクとNmのガイドが役立ちます。
F1 25のアクティブエアロとFFBに関する質問
2026年型マシンとそのステアリングの感触について、ドライバーからよく寄せられる質問をまとめました。
アクティブエアロアシストは使うべきですか?
新しいマシンやコースに慣れるまでは、アシストを使いましょう。ブレーキングポイントが自然につかめるようになったら、手動操作に切り替えてください。ウイングを閉じるタイミングを自分で決められるため、ブレーキング区間でステアリングの重さが戻るタイミングを予測しやすくなります。
高速コーナーで、F1 25の標準マシンよりステアリングが軽く感じるのはなぜですか?
2026年型マシンはダウンフォースが約15パーセント少ないため、高速コーナーでフロントタイヤにかかる荷重も小さくなります。荷重が小さくなると、ステアリングの反力も弱くなります。これは正常な挙動で、設定の問題ではありません。
2026年型マシンには新しいFFB設定が必要ですか?
基本設定はほぼそのまま使えます。ブレーキング区間でクリッピングが発生していないか確認し、追加エフェクトはゼロ、ダンピングは低めに保ちましょう。そのうえで、ステアリングが軽いときも重いときも明確に感じ取れるよう、強度スライダーを微調整してください。
アクティブエアロによってステアリングの回転角は変わりますか?
いいえ。2026年型マシンでも、回転角400度が設定の出発点として適しています。ホイールの設定ソフトとゲーム内で、回転角を一致させてください。
さらに詳しく知りたい方は、SIMGASMの専門スタッフが喜んでお手伝いします。