アンダーステアとオーバーステアは、シムレーシングでいつまでも耳にする2つの言葉です。幸い、これらを改善するのに工学の学位は必要ありません。必要なのは、体系的なアプローチだけです。
このガイドでは、まず最も素早く効果を得られるドライビングテクニックを取り上げ、次に一般的に役立つ細かなセットアップ変更を解説します。30ページにも及ぶチューニングマニュアルのような内容にはしません。
まずは、発生するタイミングを特定する
クルマの挙動が乱れるのはいつか、自分に問いかけてみましょう。
- 進入(ブレーキングとターンイン)
- コーナー中盤(一定のスロットル)
- 立ち上がり(スロットルを開けるとき)
対処法は、発生するフェーズによって異なります。
アンダーステアの対処法(クルマが曲がらない)
進入時のアンダーステア
- 少し早めにブレーキをかけ、より滑らかにリリースする
- ステアリング舵角を減らす。タイヤのグリップには限界があります(摩擦円)
- エイペックスを少し遅めにして、コーナーのラインに余裕を持たせる
コーナー中盤のアンダーステア
- 速度を確認する。単純に進入速度が高すぎる可能性があります
- スロットルを一定に保ち、オン・オフを繰り返す操作を避ける
- GTカーでは、ブレーキバイアスをわずかに調整すると旋回しやすくなる場合があります
立ち上がり時のアンダーステア
- スロットルを開けるタイミングを遅らせ、その後はより明確に踏み込む
- パワーをかける前にステアリングを戻す
- TCが低すぎると、ホイールスピンがアンダーステアのように感じられることがあります(クルマが加速しません)
オーバーステアの対処法(リアが流れる)
進入時のオーバーステア
- クルマをより直線的に保った状態でブレーキをかける
- 急激なシフトダウンを控える。エンジンブレーキが挙動を不安定にすることがあります
- リアがロックする場合は、ブレーキバイアスをわずかに前寄りにする
コーナー中盤のオーバーステア
- ステアリングをより滑らかに操作する。急な入力はリアに突然負荷をかけます
- リアタイヤの温度と空気圧を確認する(リアタイヤが過熱すると滑ります)
立ち上がり時のオーバーステア
- スロットルをより徐々に踏み込む
- スムーズにパワーをかけられるようになるまで、TCを少し上げる
- 高いギアを使い、急激なトルクの立ち上がりを抑える
セットアップの「1回に1項目」ルール
一度に3項目を変更すると、何が影響したのか分かりません。セットアップを調整するときは、次の手順に従いましょう。
- 1つのパラメーターだけを変更する
- 3~5周走行する
- 改善した点と悪化した点を書き留める
リグが「ハンドリングの問題」を引き起こす理由
シートが動いたり、ペダルプラットフォームがたわんだりすると、ラップごとに操作入力が変わります。これが「予測できないオーバーステア」のように感じられます。剛性が高く、毎回同じエルゴノミクスを再現できるコックピットなら、クルマの挙動を判断しやすくなります。
おすすめのSIMGASMギア
すべてのSIMGASMシミュレーターは、幅広い互換性と、クリーンで耐久性の高い仕上げを重視して製造されています。このテーマに合った製品を一度で正しく選ぶための簡単な候補リストは、こちらです。
シミュレーター
- Hobbyシミュレーター:テクニックを学び、一貫性を高めるのに最適
- Clubシミュレーター:ロードセルペダルや高出力のホイールベースにより適した選択肢
- Sportシミュレーター:エルゴノミクスを細かく調整し、操作ミスを減らすための最大限の調整機能
シート
モニターソリューション
- Core一体型トリプルモニタースタンド:視界が向上し、先を予測した滑らかな操作がしやすくなります
- Apex自立型トリプルモニタースタンド:振動システムやモーションシステムの導入を予定している場合でも、安定した視線位置を確保
ヒント:お使いのハードウェアにどのグレードが適しているか分からない場合は、「ほぼ何にでも対応できる」Clubから検討してください。モーションシステムや非常に高トルクな機器の導入を予定している場合、または配線をすっきりまとめながら最大限の調整機能を求める場合は、SportまたはProがおすすめです。