優れたハンドブレーキのセットアップがあれば、ラリーやドリフトの「混乱」を、実際に再現できる操作へと変えられます。ただしペダルと同様に、ハンドブレーキも剛性を確保して正しい位置に取り付けてこそ、優れた操作感が得られます。
このガイドでは、Simagic TB-RS油圧式ハンドブレーキに焦点を当て、予測しやすい操作感を得るための取り付け方法、配置の基本、調整のヒントを紹介します。
取り付け穴と締結部品に関する注意事項
Simagicが案内しているTB-RSの取り付け方法は次のとおりです。
- M6ネジ穴
- Ø6貫通穴
実際には、使用するブラケットに応じて柔軟に取り付けられます。重要なのは、たわみを防ぐことです。油圧式ハンドブレーキは強く引く操作が多く、マウントが動くと、その動きが「見せかけのストローク」になってしまいます。
配置:「ワンモーション」の原則
ドリフトやラリーでは、ステアリング操作を損なうことなくハンドブレーキを引ける配置が理想です。
- ステアリングから手を離したとき、自然に手が届く位置にハンドブレーキを配置します。
- 肩を持ち上げずに届く距離に設置します。
- 引く方向が手首と前腕の動きに合うように、ハンドルの角度を調整します。
水平式と垂直式のハンドルセットアップ
TB-RSはハンドルを水平に取り付けることもできます。どちらを選ぶべきでしょうか?
- 垂直式:ラリーで一般的なスタイルで、「握って引く」操作がしやすいのが特徴です。
- 水平式:ドリフト向けのセットアップやスペースの限られたコックピットでは、より自然に感じられる場合があります。
調整と操作テクニックのヒント
- 毎回フルロックまで勢いよく引かないでください。後輪を完全に停止させずに車を旋回させられる引き量を習得しましょう。
- ハンドブレーキを旋回のためのツールとして使いましょう。目的は車の向きを整え、その後すぐにアクセルへ戻ることです。
- 強引さよりも一貫性が重要です。同じタイミングで同じ量を引けば、走行ラインを再現しやすくなります。
アルミプロファイルリグがハンドブレーキに最適な理由
プロファイルリグなら、ハンドブレーキを最適な位置に正確に配置し、マウントを補強して高い剛性感を得られます。多くのチューブラーリグでは、穴開け加工や扱いにくいブラケットを使わずに同じことを実現するのは困難です。
TB-RSにおすすめのSIMGASM取り付けパーツ
- メインマウント:剛性の高いサイドマウント位置には、シフター&ハンドブレーキマウントがおすすめです。
- アクセサリープラットフォーム:複数のデバイス(ハンドブレーキ+シフター+ボタンボックス)をまとめて設置する場合は、ユニバーサル周辺機器デッキが便利です。
- コックピットベース:多くのセットアップにはSIMGASM Clubコックピット(C80)が適しています。さらに幅広い調整機能と、内部の貫通部を利用したすっきりしたケーブル配線を求める場合は、SIMGASM Sportコックピット(C120)がおすすめです。
リグ全体をラリー/ドリフトの目的に合わせる
- シートの快適性:SIMGASM Coreリクライニングシートは、長時間のオープンワールド走行やラリーステージに最適です。
- ホイールの取り付け:ホイールマウントベースセット+フロントホイールマウントを使用すると、素早い修正操作を行う際もホイールデッキを安定させやすくなります。